「数独」という名称は、世界共通であり海外でも「SUDOKU」として親しまれていますが、この名前は1984年に出版されたニコリの「月刊ニコリスト」で紹介され広まりました。
しかし、数独の発祥は今から約120年前のフランス雑書でした。今とは少し異なったルールで掲載されており、現在定着しているルールから3x3のエリアに1から9の数字が入ってはいけないという制限が無いものでした。下の図がその雑誌に掲載された問題です。
120年前のフランス雑誌に掲載された数独問題
パッと見は簡単そうで考えなくても直ぐに解けそうですが、実際に少し考えてみると意外と空きマスを埋めれません。
3x3のエリア制限が無いことが慣れてないせいなのか、逆に難しく感じます。
今世界の正式なルールになったのは1979年、アメリカのハワード・ガーンスによって3x3のエリアが設定されてからであり、アメリカの雑誌の掲載によって広まりこのルールが定着しました。
数独は現在でも世界中で愛されており、とんでもない数の問題が一日の間に作成されています。その数は日本だけで100万問を超えるでしょう(関連記事→
数独の解のパターン数)。