数独の解き方(中級者編)

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 数独の解き方、中級編(その3)です。 今回からは、中級編(その1と2)を軸として、その応用技が続きます。
 ここまでををしっかり理解していれば、そこまで難しくない内容ですので、不安な人はまず、数独の解き方中級編のその1と2を復習しましょう。

 それでは、下の図を見てください。

数独の解き方:中級者編3-1

 この形はのマスに入る数字が決まっています。パッと見ただけでは分からないので順を追って見ていきましょう。
 まず、右下のエリアについて考えます。4と8に注目して下さい。中級編(その1)で学んだテクニックを使って、右下のエリアの空マスのうち4と8が入れる場所を探します。
 それは、下の図に示すようにエリアの3行目の2マスになります。

数独の解き方:中級者編3-2

 ここでは、どちらのマスが4でどちらが8かは分かりませんが、とにかく一番下の行はもう4と8は入らないというとこが分かります。
 なので、のマスが4や8になることはありません。
 これをふまえて、のマスに入る可能性のある数字を洗い出してみましょう。
 には4, 8は入らない。また同じ行には1,2,5,9があり、加えて列には3, 6があるので、このマスに入るのはもう7しかありません。これで決定です。

 このように、2つのテクニックをうまく使ってマスの数字を決めていきます。
 このテクニックを使えるようになったなると、大抵難易度の高い問題でも解けるようになります。
 これを覚えたあなたはもう初級問題では、満足できなくなるでしょう。
 次回のその4では、このような複合技の第二弾を紹介します。難易度は上がりませんので、気楽に読んで下さい。

数独の解き方(中級者編)